2009年 06月 11日
eco改修を考える
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只今、自邸の為の情報収集に努めています。
最近は環境のため、屋上緑化や太陽電池等騒がれていますが、
あまり騒がれると本質はそこにあるのか?と考えてしまいます。
そんな中、気になった事例を2つ紹介します。
1.オーガニックテーブル
ap bankから融資をうけて建てたそうです。
(環境プロジェクトなどに融資を行う非営利組織。
その他LIVEなどいろいろな活動をおこなっているようです。)
環境のためとは言えども、システムにはそれなりにお金がかかるので、
活用できるものは、しないといけませんね!
区や市でも、補助金を出しているところがあると聞きます。
あまりにも興味深かったので、アポを取って見学させていただきました!
快く見学をさせていただいて、また重要点や改善点、苦労した事等、
オープンにお話を聞かせていただけて、非常に勉強になりました。
もともとは繊維工場だったそうです。
それをエコ改修して、エコオフィスに。
見づらいですが、右上の白い建物を改修して、左の建物に。
まずは、熱環境性能の向上が第一ということで、
断熱材、ペアガラス、二重窓、日射遮蔽壁
をベースにしているとのこと。
地味な部分なので以外と見積もり調整でカットされがちですが、
このベースを怠ると日々の快適性が損なわれるので、
見えない部分が重要なのだと思います。
□古紙の断熱材
壁面の一部が開いて、中が見えるようになっていました!
古紙の断熱材は廃材になった場合、燃やしたときに有害ガスがでないため環境に良い。
□木製サッシュのペアガラス
アルミは熱伝導率が高いため、枠の部分が外の熱を伝えてしまう。
木製がbestだが金額が高いので、アルミよりは樹脂製がお勧めとの事。
右端にはガラリが着いていて、夜間の空気を取り入れて建物自体の温度を調整する。
もちろんガラリ部分の室内側は、断熱の扉が着いています。
□二重窓
断熱性+防音性がUP!
二重窓は室内側に付ける物なので、水密性の問題がなく、
サッシュ自体が安いため、改修にはお勧めとのことでした。
□日射遮蔽壁
ダブルスキンになっている。既存壁と木製壁の間によしずや散水装置がついている。
既存壁についている配管やベントキャップを隠したりと、意匠的にもいい。
また、床下、天井、壁に蓄熱型の放射冷暖房をされています。
これでエアコンいらず!
この床材の下にパイプが這わされていて、その中に夏は冷水が、冬は温水が廻る。
配線のための溝が彫ってあるのは便利ですね。
その他、使った電力等、データをパソコンに取り込めるようになっていて、
グラフ等で一目で、どこに多く電力が使われているのかがわかるようになっており、
当然、空調を使うときはその割合いが多いのですが、
以外に、照明に電力が多く使われているのがわかりました。
改修前と後の暖房時の熱分布が、サーモグラフィーでわかるようになっていたりと、
調査と研究を繰返して、環境にいいものを作っていこうという姿勢に共感しました。
その他、室外機の廃熱でお湯を沸かしたり、廃棄建具を再利用したり、
様々な工夫がありましたが、盛りだくさんで全ての紹介は出来ませんが、
ライフスタイルに合わせて選択していくことが必要なのだなと感じました。
↓今後、壁面のゴーヤの成長が楽しみですね。
2.
機械に頼るだけではなく、ちょっとした工夫と自然の力を借りて循環型の生活をつくる。
この本の通りに実践するのは、都会では難しいとは思うのですが、
少しでも要素を取り入れることが出来れば、
心の豊かな生活がおくれるような気がします。
最近は環境のため、屋上緑化や太陽電池等騒がれていますが、
あまり騒がれると本質はそこにあるのか?と考えてしまいます。
そんな中、気になった事例を2つ紹介します。
1.オーガニックテーブル
ap bankから融資をうけて建てたそうです。
(環境プロジェクトなどに融資を行う非営利組織。
その他LIVEなどいろいろな活動をおこなっているようです。)
環境のためとは言えども、システムにはそれなりにお金がかかるので、
活用できるものは、しないといけませんね!
区や市でも、補助金を出しているところがあると聞きます。
あまりにも興味深かったので、アポを取って見学させていただきました!
快く見学をさせていただいて、また重要点や改善点、苦労した事等、
オープンにお話を聞かせていただけて、非常に勉強になりました。
もともとは繊維工場だったそうです。
それをエコ改修して、エコオフィスに。
見づらいですが、右上の白い建物を改修して、左の建物に。
まずは、熱環境性能の向上が第一ということで、
断熱材、ペアガラス、二重窓、日射遮蔽壁
をベースにしているとのこと。
地味な部分なので以外と見積もり調整でカットされがちですが、
このベースを怠ると日々の快適性が損なわれるので、
見えない部分が重要なのだと思います。
□古紙の断熱材
壁面の一部が開いて、中が見えるようになっていました!
古紙の断熱材は廃材になった場合、燃やしたときに有害ガスがでないため環境に良い。
□木製サッシュのペアガラス
アルミは熱伝導率が高いため、枠の部分が外の熱を伝えてしまう。
木製がbestだが金額が高いので、アルミよりは樹脂製がお勧めとの事。
右端にはガラリが着いていて、夜間の空気を取り入れて建物自体の温度を調整する。
もちろんガラリ部分の室内側は、断熱の扉が着いています。
□二重窓
断熱性+防音性がUP!
二重窓は室内側に付ける物なので、水密性の問題がなく、
サッシュ自体が安いため、改修にはお勧めとのことでした。
□日射遮蔽壁
ダブルスキンになっている。既存壁と木製壁の間によしずや散水装置がついている。
既存壁についている配管やベントキャップを隠したりと、意匠的にもいい。
また、床下、天井、壁に蓄熱型の放射冷暖房をされています。
これでエアコンいらず!
この床材の下にパイプが這わされていて、その中に夏は冷水が、冬は温水が廻る。
配線のための溝が彫ってあるのは便利ですね。
その他、使った電力等、データをパソコンに取り込めるようになっていて、
グラフ等で一目で、どこに多く電力が使われているのかがわかるようになっており、
当然、空調を使うときはその割合いが多いのですが、
以外に、照明に電力が多く使われているのがわかりました。
改修前と後の暖房時の熱分布が、サーモグラフィーでわかるようになっていたりと、
調査と研究を繰返して、環境にいいものを作っていこうという姿勢に共感しました。
その他、室外機の廃熱でお湯を沸かしたり、廃棄建具を再利用したり、
様々な工夫がありましたが、盛りだくさんで全ての紹介は出来ませんが、
ライフスタイルに合わせて選択していくことが必要なのだなと感じました。
↓今後、壁面のゴーヤの成長が楽しみですね。
2.
機械に頼るだけではなく、ちょっとした工夫と自然の力を借りて循環型の生活をつくる。
この本の通りに実践するのは、都会では難しいとは思うのですが、
少しでも要素を取り入れることが出来れば、
心の豊かな生活がおくれるような気がします。
by iso-mai
| 2009-06-11 11:38
| 建築