2011年 03月 20日
声を掛け合って。
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我が家は幸いな事に家族共に無事でした。
3月11日から一週間が経ち、ようやく日常を取り戻しつつあります。
でも、正直、その後の2.3日の記憶があまりありません。
それくらいのダメージでした。
被災地の方々はどれほどのダメージか想像もつかず、
言葉が思いつきません。
とにかく、一日も早く日常が取り戻せるように努力します。
と思った瞬間景色が歪んで見えました。
電柱と木が大きくしなり、揺れ始め、建物は斜めに揺れだして崩壊するのではと初めて思いました。
建築に携わりながら、地震で建物はこんなに揺れるのだと改めて認識しました。
どこが安全かわからず、写真の様に外に出てくる人が大勢いました。
私の住んでいるところは、川が多いので、いつも開いている水門は閉じられて
水害には至りませんでしたが、
川の近くにある古い建物は、クラックが入っています。
構造スリットが本当に大切だとわかります。
地下鉄の外壁もはがれていました。
家の被害は、ファイルやCDなどの落下とエレクターが20センチ以上壁からずれていました。
外壁の損傷はなかったのですが、内壁にクラックが入っており、
鉄骨なので大丈夫かとは思ったのですが、古い建物が密集している地域で
何かあると周りに被害が及ぶので、早めに役所に連絡し担当の方に調査していただきました。
結果、構造には影響ないと聞き、住民の皆さんはホッとされたようでした。
今回、改めて感じたことは、普段からのコミュニケーションの大切さです。
わざわざ家に訪ねてくれた、仕事仲間や友人。
普段はなかなかない住民との交流。
こういうときは、仲良くなれるチャンスだなと再認識しました。
投稿している間も、余震がありましたが、声を掛け合って乗りきって行きましょう。
今日も夕焼けがきれいでした。必ず朝は来ます。
by iso-mai
| 2011-03-20 02:04
| 生活